手紙の行き着いた先
*2010.01.31 Sunday*
はぁ.....。
アルマンさんに報告するのが
ためらわれます。
ルゥ様、レオ様宛のお手紙を紛失してしまったこと...!!!
でも、どうしてなのかしら?!
目をはなしたのは、一瞬だったはず!
これを神隠し、っていうんでしょうか?!
コンコン、
「アルマンさん...失礼してもよろしいでしょうか?」
「ルーシーですか?どうぞ、入りなさい」
びくびくしながらアルマンさんに事の次第を報告します。
―今朝、ルドロウからお手紙がきていたこと。
―リリィ・テイラーからのものだったこと、
―ルゥ様・レオ様宛のものだったこと
―そして...そのお手紙を、紛失してしまったこと!
話の内容を聞いたアルマンさん、
さすがのアルマンさんも穏やかではありません。
「...ルーシー...あなたは.....」
アルマンさんが口を開き、私がギュッと目を閉じかけたその瞬間、
バタンッ!!!!!
「アルマン〜!
僕に内緒で姉さまとパーティーに行こうとしたって、
そうはいかないんだからっ!
いいもの見つけたんだ!
ホラ、コレ。招待状!ちょうど二人分なんだ♪
もう僕と姉さまの分の名前を書いて、
リリィに出席の連絡を出しちゃったからね!!
反対したって、ムダなんからっ!!!」
私は、まっすぐに「きをつけ」をした状態のまま
アルマンさんの怒りの温度が静かに上昇しているのを
ただただ黙って見ているしかありませんでした――――